France/Deutschland sans frontière!!

PART4

 


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ヨーロッパ・ギャラリーのところで「目抜き」は左折してつづきます。ここからがバンホーフ通りBahnhofstraße)。直訳的には「駅前通り」です。歩車分離で、自動車は駅前を横切っていた道路を走るのだろうと予想します。けっこう幅広の道で、これといった特色があるわけではないけれど、思ったよりも立派な市街地のようですね。フランクフルトの目抜きであるツァイル(Zeil)がまさにこんな感じで、ただしこちらバンホーフ通りは建物のサイズや人の数がだいぶコンパクトではあります。幅広の道のセンターラインに沿ってベンチが配され、インビス(軽食スタンド)が設けられているのは町の造り方として結構なことです。ただ、モータリゼーションという事情はザールラントでも同じでしょうから、一歩間違うと市街地に人が寄りつかなくなるというリスクもあるのでは。

  
 
おなじみの商業文化がみられるバンホーフ通り ただしインビスの感じはやっぱりドイツ的


500m
くらい進んだところに、ツーリスト・インフォメーションの表示が見えました。少し左に折れた古い建物の中にインフォメーションがあります。役所の勝手口みたいなところを入るとココですという表示があるのですが、内部はともかく入口にたどり着くまでが薄暗くて陰気くさい。インフォメーションはもっと表側に出さないとねえ。係の人は親切で、シティ・マップをというと市のパンフを兼ねた小冊子的なものをくれました。あらためてマップで市街地の構造を見てみると、いまいるあたりがだいたい市の中心で、目抜き通りの南を並行して流れるザール川Die Saar)にかけての前後左右が市街地ということらしい。ここまでけっこう歩いてきているし、中央駅はやっぱり町外れということですね。パンフを読むと、「ザールラントは過去200年のあいだフランスとドイツの間でしばしば帰属を変えてきた。1957年以降はドイツ連邦共和国の一部となっているが、あらゆるフランス的なものへの共感というのは否定しがたい。ある種の“フランス的作法”とか“自分も生き他も生かせ(live and let live)”といったメンタリティはこの地域に浸透しています」と。自分も他もというのは、相手を思いやるようでもありわが道を行くということでもあるので、なかなか渋いメンタリティではあります。帰属アイデンティティってどうなんだろうな。ま、これは観光案内なので、「フランスが近いので料理が美味しい」というアピールは忘れていません。ドイツの食事がフランスほど美味しくないという自覚があるのか、そう思われていることに負い目があるのか。

 ツーリスト・インフォメーション


バンホーフ通りに戻ると大手デパートのカールシュタット(Karlstadt)があり、その先は道幅が細くなって、しゃれたペイヴメントに変わりました。聖ヨハネ広場Sankt Johanner Markt)という方形の広場があり、飲食店やショップに囲まれています。どこかこのあたりで、あとでお茶することにして、まずはそのまま南に2ブロックほど歩き、ザール川の川岸に出ました。フランス領内に発してこの町に達し、さらに北西に流れてトリーア付近でモーゼル川に合流します。ザールブリュッケンは水運を介した商業的な拠点として発展したのですね。前述のようにザールラント一帯は欧州でも指折りの炭田ですので鉄鋼業も盛んになりました。ここから10kmほど下流に行ったフェルクリンゲンの製鉄所(Völklinger Hütte)はユネスコ世界遺産のうち、このごろ日本でも注目されるようになった産業遺産の第1号です。地理的な位置で考えればフランスがつけねらったというのもうなずけます。

アルテ橋(Alte Brücke)を渡った対岸には、かわいい尖塔をもつシュロス教会(Schlosskirche)があります。シュロスというのは城(castle)のことで、ここに中世いらい城があったのですが、現在では洋館風の建物があるだけでお城感はありません。対岸の小高いところにお城、というのは欧州ではよくある位置関係。パンフの記述といい、このあたりを散策コースとして整備したい感じが見受けられるものの、案内板関係が少なすぎる上に不備で、現状ではなかなか惹きつけられないでしょうね。私もあちこちに行きすぎてかなりスレてきており、石畳とか坂道程度では何とも思わなくなっています。お前だけだよといわれるかもしれないけれど、欧州の人だとしても、ザールブリュッケンの優先順位は高くないのだから、歴史や地理の特色を生かして欧州通の人を惹きつけるような努力が必須だと思うのです。

 


聖ヨハネ広場に戻って1軒のカフェで小休止。ドイツに来たあかし?にブレンドコーヒー(Kaffee Tasse€3.50を飲んでおきましょう。こういうのはなぜか国境というやつに強く規定されます。フランス側のフォルバックでコーヒーといえばおそらくエスプレッソが供されるはずで、こちらドイツ側ではわれわれのよく知る「コーヒー」。日本と同じようにフレッシュ(植物油を乳化させたもの)がついてきます。コーヒーを飲みながら、インフォメでもらったパンフを読んでみます。どうやらこの広場の東に伸びるマインツ通り(Mainzerstraße)を推しているようなので、そこにも行ってみることにしましょう。ドイツのカフェは全般にわれわれがいう「喫茶店」に近い感じのところが多く、フランス風とはかなり違います。隣席でおねえさんたちが大きなパフェを食べています。ただ、少し離れたテーブルの兄さんたちはごっつい生ビールを飲んでいる。私もひところは午後のカフェ即ビールだったのに、最近はヒヨり気味。

 
聖ヨハネ広場に面したカフェでコーヒーブレイク


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時を少し回ったところで町歩きを再開します。だいたいの町の構造がわかったので、これから駅の方向にゆるゆる、しかし別の道を通って戻ることにします。まずは観光パンフ一押しのマインツ通りを見てみます。ははあ、飲食店関係を誘致して食事どきに人が集まるような地区をつくったのですね。ただ、ノンストップ営業のカフェとかブラッスリーならいいですがここはレストランばかりのようで、夕方のこの時間はどこも準備中。にぎわいを欲するならカフェ系のほうがいいですよね。ちなみに同パンフによれば、この通りの500mのあいだにミシュランで星を獲得したレストランが5軒もあるのだそうです。そういう店を集めたのだから不思議ではありません。

この時間帯はあまりおもしろくなさそうなので引き返し、今度は聖ヨハネ広場の北側の裏手の、ごちゃごちゃした路地をじぐざぐに歩きます。石畳がつづいていて散策するのにはもってこい。ただ、あまり生活感のようなものは感じません。旧市街の外縁みたいなところをたどりながら進むと、自動車の走るメインストリート、グロスハーツォーク・フリードリヒ通り(Großherzog- Friedrichstrße)に出ました。固有名詞はバーデン大公フリードリヒに由来するものらしい(そんな人知らん)。道路中央をトラムが走っています。

 
(左)マインツ通り  (右)ゲルバー通り


聖ヨハネ教会とトラム


地図をもらったツーリスト・インフォメーションの前に戻ってきました。インフォメはRathausすなわち市役所の一隅に入っていたらしい。したがって目の前は市役所広場(Rathausplatz)という名になっています。これに面して聖ヨハネ教会Johanneskirche)の赤茶けた渋い建物。1890年代に建てられたネオゴシック様式の建築です。市役所のほうも同時期に同じコンセプトで建てられたらしく、おそらくは町の近代化を図って中心市街地を造りなおしたのでしょう。ここから西側、すなわち中央駅方面はカイザー通り(Kaiserstraße)という名になり、道幅は狭くてほぼトラムの線路が占有する感じになります。電車は5分と置かずに来るようなのでかなりフリークエント。中心市街地をつらぬいて東西の郊外に向かう路線のようなので、基本的には郊外の人のためにある交通機関です。町なかを歩く私にとってはあまり使いでがないので見るだけにしましたが、このあとの訪問先でさまざまな乗り物を試したあとで振り返れば1駅でも乗っておけばよかった。20102月に訪れたトラムの先進地カールスルーエは、郊外からの客を市街地に呼び込む際に、電車を目抜き通りそのものに走らせるという大胆な設計を採りました。目抜きが歩行者と電車だけの道になり一般車が排除されます。それに近い例をいくつかの都市でも見ていますけれど、やっぱり巨大な鉄のかたまりが歩行者のそばを走るわけだから危険はあります。

 


うろうろしているうちに17時を回りました。先ほど明日の宿泊予約のために電波を貸してもらったヨーロッパ・ギャラリーを再訪し、その奥のほうにあるスーパーで買い物。欧州のこの手のショッピングセンターには必ずといってよいほど食品系のスーパーが入居しています。夜の酒盛り用にビールとかワインをいくつか調達しておきましょう。このパターンというかサイクルはすっかり私の旅行に定着しました。ついでのことにミネラルウォーターも購入しておきます。それからDBザールブリュッケン中央駅の切符売り場で、明日のマインツまでの片道乗車券を購入。普通列車に関するかぎり座席指定はなく運賃だけを支払えばよいのですが、前述のようにICEICも走る区間なので、どの便なのかをいっておかないと違う価格を示される恐れがあります。Saarbrücken Hbf 11:51 / Mainz Hbf 13:59とメモに書いて示し、発券してもらいました。片道€26で、ナンシーからここまでとほとんど同価格。ブルーの€20紙幣がひゅんひゅん飛んでいきます。おなじみ横長の券面に乗り継ぎ案内などを示す部分がついてトータルA4判になるのがDBの切符の特徴。駅員さんは「ここにあなたのお名前を必ず記入してください」と券面の真ん中を示しました。記名式とはめずらしい気もします。

 
ザールブリュッケンHbfの切符売り場 日本の銀行窓口と同じ要領で、赤いボタンを押し番号カードをもらって待機する


いったん駅北口のホテルに戻ってしばらく休憩。19時ころ夕食をとりにまた町に出ました。もらったシティ・マップつきのパンフをコートのポケットに入れているものの、おそらく地図を見なくてもよい範囲で行動することになります。例のマインツ通りあたりまで出かけようかなとも思ったものの1.5kmくらいはありそうで、戻ることも考えるとちょっとしんどい。これもあとから思えばトラムかバスを利用すればよかったんですけどね。そのトラムの走るカイザー通りと目抜きのバンホーフ通りにはさまれた一角あたりに飲食店がありそうだとねらいをつけて、しばらく歩いてみましたが、勘が外れたらしくそのような気配はありません。いわゆる飲み屋のたぐいとか高級そうな店はあるのだけどそういう気分でもない。目抜き通りというのは、銀座や新宿がそうであるように、そこに面した飲食店はよほどの老舗有名店かチェーン系なので、本来は飲み食いに向かないラインです。ただ、もう遠くまで歩きたくないこともあり、バンホーフ通りの駅寄りにあったノルトゼー(Nordsee)で済ませることにしました。北海を意味するシーフード系のカフェテリア・チェーンで、ドイツとドイツ語圏にこれでもかというほど存在します。内陸を絵に描いたようなザールに来てシーフードもないものだね(汗)。この店舗は鮮魚店を兼ねていて、手前のほうはお魚の直売コーナー。その奥にカフェテリアのレーンがあります。学食と同じようなものなので、レストランでの外食が苦手だという人はドイツ語圏に行ったら利用するといいですよ。メインの料理と付け合わせを指さしてレジにもっていき、精算します。生ビールはありますかと訊ねたらボトルになるよと。ウィーンの店には生があったのだけど、ないなら仕方ない。応対してくれた若い兄さんはどうやら英語をあまり話さないらしく、こちらが英語、向こうがドイツ語でテキトーに会話していますがとくには問題ありません。

素材不明の揚げ物らしきものをとったらKap-Seehecht Knusperだそうなので(レシートにそう書いてあった)、あとで翻訳サイトにかけると、メルルーサのカリカリ揚げというようなものらしい。ま、誰がどう見ても(食べても)白身魚のフライという以上でも以下でもない味です。タルタルソースついていますしね。カリカリと断っているように揚げ方がクリスプのため、今回のようにビールのアテにはよいけれど、白いごはんを食べるときにはもう少しふわっとしたほうがいいように思います。欧米人全般がクリスプ志向ではありますが。料理が付け合わせ込みで€8.95、瓶ビール0.33L€2.25で〆て€11.20、なかなかエコノミーな夕食でした。

 


もう10年以上、この季節に欧州のどこかを歩いています。フェイスブックはときどき「○年前の今日の投稿記事」というのを示してきて、だから何だよと思ったりもするのですが、1年前のパリ滞在の件が画面に現れました。そこなら昨日の朝までおったし! 当方が携帯電話を持参していないために生じたWi-fi問題ですが、なぜかクリアされました。あてにせずタブレットを開いたら、普通にアンテナ記号が立っていて、普通につながっています。何か悪いことをしたわけではないので念のため。無料Wi-fiにはいろいろ問題がありますが、確認するとホテルの電波のようだし、いったいどうなっていたのだろう?? ということで動画サイトを見ながらドイツ産のビールとワインを摂取します。

 


2
23日(火)は雨模様です。チェックインの時点で予約しておいた別建て€7.50の朝食をとりにレセプション横のラウンジに降りると、完全セルフサービスの簡易朝食。ドイツ式とフランス式の中間くらいの内容でしたが、まあいいんじゃないですか。チェックアウト・リミットは正午なので、荷物を預けることなく部屋に置いたまま、午前の散策に出ました。本当は使いたくないのだけどやむをえず折りたたみ傘を開きます。ホテルがあるのは駅の裏(北)口なのですが、そのエントランスに面してDBの留置線(車両を停めておくところ)があります。ザールラント内部を走る普通列車、いわゆるSバーン用の車両が何編成か停まっていて雨に濡れています。朝から間近に電車を見ると萌えるな〜。たまにキモいとかイタいといわれる鉄道マニアなのだけど、物心つく前からそうなんだから仕方ない。23歳のころ、遊びに来ていた祖母の前で駅名をそらんじて見せてびっくりさせたらしいですよ(やっぱキモい 笑)。おとなになったら全国の鉄道を存分に楽しもうと思っていたのに、モータリゼーションが加速しJRはローカル線を切り捨てるようになって、やる気がかなり失せました。欧州で乗りつぶしのようなことをするつもりは毛頭なく、今回のように通常の移動手段として利用するくらいですが、欧州には鉄道マニアを満足させる要素がいまなおたくさんあります。

駅構内を通り抜けて正面口に出ました。目抜きのバンホーフ通りを通り過ぎて、そのままザール川のそばに進みます。会議場(Congresshalle Saarbrücken)という立派な建物がありますね。そういえば駅より西側にはまったく行っておらず、同じようなところ(中央駅〜聖ヨハネ広場)を何度か行き来するだけになっていましたね。

 


ザール川の右岸(北)側には遊歩道がしつらえてあって、雨の中を私のほかにも何組かが散歩しています。平日の9時台なので通勤通学の人は出払ったあとでしょう。いま歩いている右岸側は、バンホーフ通りに並ぶショッピングビルの勝手口にあたり、現代的でごつごつしています。対岸の左岸側は教会やお城のある方面なのでしっとりと、一時代前のような雰囲気で、コントラストがおもしろい。雨のせいなのか、ザール川はかなり水量があって流れが速い印象です。

いったんバンホーフ通りのほうに戻り、昨日コーヒーを飲んだ聖ヨハネ広場に出て、その周辺の入り組んだ道を歩いてみました。フレーシェン通り(Fröschengasse)など、カーブを描いた石畳の狭い道にセンスのよいブティックなどが並ぶ一角です。例のパンフによれば、かつて陶芸家などの職人が住む地区だったのを1970年代以降に再開発して、あえてバロック式のオールドスタイルの町並にしたのだと。とはいえ9時台なのでどこも開店準備中。ところで昨日は、交差点をアンダークロスする歩行者用の地下道だろうと思ってスルーしてしまった降り口があります。何人かがエスカレータを下っていくので後に従ったら、けっこう立派な地下マーケットがありました。小型のスーパー、肉屋、八百屋、花屋、パン屋、お菓子屋、そしてインビスなどがあり生活感ありあり。こちらは朝っぱらから営業していてけっこう活気があります。おそらく通勤通学客が立ち寄って昼食のパンか何かを購入していくのではないかな。

 
 


このマーケットにはカールシュタットの地下入口も設けられています。そちらは10時開店なのでまだ少し時間があります。デパートに用があるわけでもないけれど、せっかくなのでのぞいてみよう。マーケットの一隅に、欧州各都市で見かけるセガフレードのカフェがあり、通路側に置いてある席は若めの男女で満席。タバコを吸う人たちですね。私は煙が苦手なのでガラスの内側に入り、高めのスツールに腰かけて、またもブレンドコーヒーを頼みました。€1.50と安いですね。常連らしき男性客がぱらぱらとやってきて、店員さんとあいさつして、タブロイド紙を読むというありがちな光景が展開されています。

そんなわけでカールシュタットに寄ってみたものの、好みのネクタイはなし。暮れのフランクフルトでも最初にカールシュタットをのぞいてぱっとせず、別のデパートに移動しました。今回はこのあとマインツ、マンハイムと大きめの都市を回りますので、どこかで買えればいいや。と思ってバンホーフ通りを引き返す途中に、これもドイツ各地で見かけるデパート、ガレリア・カウフホフ(Galeria Kaufhof)がありました。けっこうな大型店です。勢いついでにこちらものぞきましょう。紳士服のフロアに直行してネクタイを見てみたら、安いけどわりにいいのがあるじゃないですか。安くてセンスのいいやつって探すの難しいんですよね。しかも€29.90のよさげな品は4割引のセール価格で€17.99に値引かれています。2本購入して、欧州遠征恒例の宿題を早々に片づけました。

 ガレリア・カウフホフ


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時ちょっと前にホテルに戻り、朝のうちにパッキングしておいた荷物をもってチェックアウト。カギではなく暗証番号をもらうしくみのホテルで、前金でしたから、チェックアウトしますと告げるとそれだけですべて完了です。それはそれで不安な感じもする(笑)。マインツへは1151分発のRE29517で向かいます。所要2時間ちょっとなので普段なら乗らない距離ですが、旅先ではそれくらいは普通になりますね。またサンドイッチでも持ち込もうかと思いましたが、ドイツの駅で売っているものはフランス以上にぱっとしません。ドイツ式にプレッツェルというのも何だしなあ(あんまり好きではないのです)。で、駅構内にあるケンタッキーでクリスピー・ドッグというちっちゃい品を1個だけ(€1.50)購入して済ませました。棒状に揚げたチキンをホットドッグの具にしたもので、本当はサイドディッシュないしおやつなのではないかと思いますが、さほど空腹ではないのでそれでよし。ナンシーでの飲み食いには郷土色がけっこうあったのに、ザールブリュッケンではどうもチェーン店に頼ってばかりでいかんですかね。このあとマインツでは、今回まだ対面していない生ビールをいただいて、何かめずらしいものを食べてみたいと(いまのところ)思っています。

 まさかのケンタッキー

 

PART5につづく

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