<5>飲み食い編
これもいつもと変わらず、安直な飲み食いの日々。
高級なものとか有名どころとは、相変わらず縁がございません。
まずはカフェ。
右岸トロカデロ広場のカフェ・クレベール(エッフェル塔に登る前に一息!) 冬の定番ホットワイン(vin chaud) €5
本シリーズのタイトルバックにしているカフェ・クレム 左岸オデオンのル・ダントン €4.20
ランチ編!
毎度足を運ぶサン・ミッシェル裏手のル・クルー・ド・パリ
日替わりメニュー(Plat du jour)はカモ腿肉のオレンジソース、グラタン添え(cuisse du canard à
l’orange, gratin) €10.90 グラスのボルドー赤 €3.50
余談。向かいの席に座った初老のおじさんが訛りと皮肉のきつい英仏語で話しかけてきました。エコノミストと自称するんだけどあまり知的な感じは・・・
左手を見せろというので差し出したら手相を見はじめて、「ムッシュはグッド・フォーチュンだよ」とか。
買ってきたばかりらしいペーパーバックスの小説をくれると強引に勧めるので困惑しつつも拝領しました。幸運が逃げても困るので、東京に持ち帰りましたよ(笑)。
別の日に、クロック・プレ(croque poulet) €7.90 クロック・ムッシュのハムが鶏肉に代わったやつで、フランス人がよく昼食で頼むやつですね
モンマルトルのふもとにあるカフェ、マルミット(Marmite 「鍋」の意)
日替わりメニューはハムのキッシュ、ジャガイモのソテーとサラダ添え €9 アムステル25clは€3
これもよくあるカフェの昼飯メニューながら、塩を入れすぎだよ! ハムの塩気を計算に入れたほうがよろしいです
シャンゼリゼのラルザス(l’Alsace) 「すぐできセット」(Menu Express) €19.90
前菜:カモのテリーヌ 主菜:シュークルート(アルザスふうキャベツ、各種肉の蒸したもの) マミーは鶏肉のソテー、ヌードル添え
最後はディナー編!
常宿ちかくのカーヴ・ラ・ブルゴーニュ ここはなかなかいい店だけど久しぶりだなあ
日替わりメニュー、仔牛の切り身肉のソテー(escalope
de veau) €14 コート・デュ・ローヌ25clで€6.70
ムフタール通りのラ・フォンテーヌ(写真ではよくお見せしますね!) €17のコースが20時までは€12
前菜:生野菜サラダ(salade de
crudités) 主菜:牛ステーキ(pièce de bœuf) デザート:クレム・ブリュレ 何となく普通すぎるチョイスだね(笑)
ムフタール通りのオ・プチ・ビストロ ここは安くて美味しいアンパイなのでマミーと一緒に ディナーコース€14.90
前菜:野菜のポタージュ当店風(potage de
légume, “maison”) 主菜:牛ステーキのペッパーソース(pièce
de bœuf grillée au poivre)
マミーはサーモンの切り身をバジルソースで(escalope
de saumon sauce de basilic) デザート:生チーズ(fromage frais)
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