Bon séjour à Paris! SEASON 10
パリのメジャーどころを攻める！

古都であり現在の首都でもあるパリには、世界的に知られる観光スポットがたくさん！
パリを訪れたらまずはここに、という場所が、みなさんにもきっとあるはずです。
それらを全部回るだけでも数日を要します。

ノートルダム寺院 （Cathédrale Notre Dame de Paris）

セーヌ川が二股に流れてゆく箇所の「中洲」にあたるのがシテ島。パリは、ローマ時代ここに築かれた要塞に発祥します。
ノートルダムはその南流側にあり、いまもその美しい姿を見せてくれます。

　
　
（左）ノートルダムの日曜ミサ　（右）大聖堂前の広場には、いつでも観光客（とくに外国人）がたくさん

　
（左）後陣側から見たノートルダム　（右）セーヌ対岸の歩道から見上げたノートルダムの側面

サント・シャペルとコンシェルジュリー （Sainte Chapelle et Conciergerie）

シテ島の西側に堂々とそびえる法の殿堂（Palais de Justice）すなわち裁判所。中世にはここがパリ市政の中心でした。
敷地内にあるサント・シャペル寺院は、上下二層の礼拝堂を彩るステンドグラスの見事さで知られます。
コンシェルジュリーは長く牢獄として使われ、マリ・アントワネットも最期のときをここで過ごしました。

　裁判所正面　左の塔がサント・シャペル　コンシェルジュリーは右のほうにある

　
（左）サント・シャペルの1階礼拝堂　　（右）2階礼拝堂

　
（左）コンシェルジュリー内　マリ・アントワネットの部屋　（右）革命期の刑死者一覧に、マリの名が（ルイ・カペー未亡人、と説明されている）

ルーヴル美術館 （Musée du Louvre）

世界的な美術品・文物を数多く展示する、それ自体が文化の至宝といえるミュゼ。

　ガラスのピラミッドから地下のナポレオン・ホールに降りる

　リヴォリ通り側から地下にもぐるとこんなブティック街もある

パンテオン （Panthéon）

フランス革命いらいの偉人や国家・人類に貢献した人物を祀り、追葬する国立霊廟。
ルソーやヴォルテール、ユゴーやデュマ、キュリー夫妻もここに眠っています。

　
（左）スフロー通りから見たパンテオン　（右）正面に刻まれた銘は「偉大なる人たちに、祖国は感謝する」

　
（左）ジャン-ジャック・ルソーここに眠る（『エミール』『社会契約論』『人間不平等起源説』「むすんでひらいて」など）
（右）公教育の父・コンドルセの墓　私たちの恩人です

エッフェル塔 （Tour Eiffel）

誰もが知るパリのランドマーク。大革命100周年の1889年に完成し、ことしで何と120歳になります。

　右岸側のシャイヨー宮から見たエッフェル塔

　　
ある日のエッフェル塔　ガスがかかって頭が見えなくなっているのは、めずらしい絵です（いちばん左はコンコルド広場から）

　21時から5分間、ライトアップされ瞬くエッフェル塔

凱旋門 （Arc de Triomphe de l’Étoile）

同じくパリのランドマーク。らせん階段を上って、屋上の展望台に行くことができます。
ナポレオンが命じて造らせた大建造物ですが、彼自身が「凱旋」するのは死後20年が経ってからのことでした。

実際に近づいてみると、想像以上にスケールの大きな建造物です

　夜の凱旋門　これは「裏」から見たもの

　らせん階段を上からのぞき込んでみる

屋上からの夜景　右にエッフェル塔、左にモンパルナス・タワーが見える

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この作品（文と写真）の著作権は 古賀 毅 に帰属します。