テーマ別 パリを愉しむ 2008
ルーヴル・オルセー
超スピード攻略編

パリを訪れるならぜひ美術館をと考える人は多いことでしょう。
毎月第1日曜日は、大半のミュゼ(musée)が無料になります。じっくり観るもよし、ここぞとばかりハシゴするもよし、
普段なら入らないようなマニアックなところを訪れるもよし。

今回はたまたま3月上旬に渡仏したので、行ってきました二大人気ミュゼ!

 

 午前9時半のルーヴル 一番並びの人が入り込んだあとなので今が狙い目!

 
ガラスのピラミッドを入って地下のナポレオン・ホールに降りる 普段はここでチケット(€ 9)を買うのですが、今回は完全スルー

 

多くの人が考えて、たぶん実質的にやっているけれど、
照れくさいのとせっかくの入場料がもったいなく感じるのとで、公言しないだろう回り方。
そう、教科書レベルの超有名作品だけをねらい撃ちにして速攻で回るのです。他には目もくれないで。
何度も来ているし、タダなんだし、うひひ・・・

 ミロのヴィーナス  シュリー翼の入口から入ってすぐ0階に上がるとあります

 サモトラケのニケ  ヴィーナスからドゥノン翼に向かい、1階に上がる階段の踊り場にある

 モナ・リザ  ニケのところからイタリア絵画ゾーンに入り、右折

 ナポレオンの戴冠  モナ・リザの1筋内側の建物

 民衆を導く自由の女神  すぐその近く

 

込み込み30分くらいの攻略をめざしたのですが、不覚にもドラクロワのあと出口を見失い、40分ちょっとかかってしまいました。

 


ルーヴルを出てセーヌ右岸へ 橋の向こう(左岸側)に見えるドームのある建物がオルセー美術館です(かつては鉄道駅でした)

 
(左)10時半ころのオルセー正面 ここは荷物&身体チェックがきびしく、入場に30分くらいかかりました
(右)エントランスを抜けると、吹き抜けの高い天井が印象的な0階展示室に出る  前期印象派はこの左奥

 

さて今度は、19世紀の作品を対象とするオルセー美術館です。近代美術なんて歴史・考古遺物以上に知らないぞ。
教科書レベル作品は、0階と2階(最上階)に集中しているので、0階奥の直通エスカレータで一気に上がることです。

 カバネル「ヴィーナスの誕生」

 クチュール「頽廃期のローマ人たち」

 ミレー「落穂拾い」

 
マネ「笛を吹く少年」「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾの肖像」

 ゴッホ「自画像」

 ゴーギャン「アレアレア」

他にも、ルノワール、モネ、セザンヌ、ドガ、ロダンなど、すばらしい作品がたっくさんありますので、こういう見方はしないでね(汗)
今回の所要時間は40分。

 

 

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