2022 AUTUMN

 

東京六大学野球 令和4年秋季リーグ戦

Tokyo Big 6

明治

慶應

立教

法政

早稲田

東大

勝(分)敗

勝ち点

明治大学

-

10/15,16

10/29,30

10/1,2

9/24,25

△○

2-(1)-0

1

慶應義塾大学

 

-

9/24,25

10/8,9

11/5,6

0-1

 

立教大学

 

 

-

10/15,16

10/8,9

0-1

 

法政大学

 

 

-

●●

10/22,23

1-2

0

早稲田大学

 

 

 

○○

-

10/1,2

2-0

1

東京大学

△●●

 

 

-

1-(1)-2

0

(第2週途中)

東京六大学野球連盟

 

連日のゼロ封で好スタート 秋季リーグ戦開幕

 
(左)開幕試合で先発し8回無失点で勝利を上げた3年加藤 10日)

 
(左)6回表一死 2番中村将が右前に先制の適時打 10日) (右)7回表一死 7番印出が左中間に適時二塁打 10日)


内野スタンドに応援団が戻ってきた! (ただし観客の発声は禁止 10日)

 

 
(左)先発して6回無失点で1勝を上げた3年清水大 11日) (右)最後の打者を抑えて勝利の歓声を上げる1年伊藤樹 11日)

 
(左)2回裏 9番清水大が自ら先制の適時二塁打 11日) (右)4回裏 1番熊田が右越え適時二塁打で追加点 11日)

 

2週の試合結果

917日(土)
東大 4-3 慶應
法政 6-4 立教

東大が序盤から優勢に試合を進め、被安打10で再三にわたり失点機がありながらよくしのいで、慶應を1点差でかわし先勝しました。東大の勝利は2季ぶり、慶應戦での勝利は平成29年秋いらい10季ぶり。先発の井澤は6回を投げて被安打6、毎回のように走者を出しましたが制球がよくブレーキの利いた投球で慶應の強力打線を抑え込みました。攻撃面では1回と5回に相手の暴投がらみで得点しましたが、それにとどまらず適時打も要所で出ており、粘り強いオフェンスがこの日も光りました。7回から救援に立った松岡由も強気の配球でしのぐなどたのもしい投球でした。優勝候補の慶應は緩いボールについ手が出て攻めあぐね、まさかのリーグ初戦を落としました。

立法1回戦は4回裏に3年山根の満塁本塁打などで法政が5点を奪い、追撃はあったものの3投手の継投で逃げ切りました。前節に連敗だった法政は今季1勝目。この日が初戦の立教は黒星発進となりました。

 

918日(日)
立教 - 法政
慶應 - 東大

 

 

1週の試合結果&観戦記

910日(土)
明治 3-3 東大
早稲田 2-0 法政

混戦となった春季リーグ戦でほぼ「独り負け」状態だった早稲田は雪辱を期する秋となりました。春季開幕時には実績のある先発投手がおらず手探りでしたが、3年右腕の加藤が春季中盤に定着、秋の初戦でも先発を果たしました。法政も3年の尾アで、両投手ともテンポ、球威がよく基本的に主導権を投手側が握るような試合展開でした。また両校とも守備が固く、ミスがほとんどなくて引き締まった好試合となりました。そのため中盤までゼロがつづきましたが、5回裏に法政の一死満塁を加藤が無失点で切り抜けて流れを引きつけると、6回表一死二塁から2番中村将が右前に適時打して先制、つづく7回表も一死二塁から7番印出が左中間に二塁打を放って追加点を上げました。9回表にも二走を置いて右前打が出ましたが好守備にあって本塁封殺。加藤は終盤まで落ち着いた投球を見せ、ボークを取られても動揺することなく法政を84安打に抑えて初戦で勝利を上げました。9回裏は1年伊藤樹(仙台育英)が走者を出しながら締めました。

前季優勝の明治は3回表に1点を先制しながらその裏に3点を返され、どうにか同点まで追いついたもののその後の加点がなく、プロ併用日の規定により9回引き分け。プロ志望届を提出している東大主戦の井澤は3点を失いましたが大崩れせず、相手の好機を長引かせない好投を見せました。

 

911日(日)
早稲田 2-0 法政
明治 11-7 東大

早法2回戦は前日につづいて引き締まってテンポのよい試合展開になりました。早稲田は3年左腕の清水大成が先発、法政は1回戦でも1イニングを投げた2年吉鶴をマウンドに送りました。清水はブレーキの利いた変化球を効果的に用いて法政の中軸にねらいを絞らせず、6回を被安打3、無失点で抑えて今季1勝目を上げました。巧打者の1番齊藤を怖がってか2度ほど逃げの投球が四球になる場面がありましたが、中軸の中津、今泉に強気で臨んだのが吉と出ています。勝負できる球種をもう1つもっておけばさらによくなるものと思います。その後は2年鹿田、4年原が1イニングずつ投げ、最終回は前日につづいて期待の1年伊藤樹が好投して、4投手で法政打線を被安打4に抑えて連日の完封リレー。攻撃面では2回裏二死二塁から9番清水大が自らを助ける右線の適時二塁打で先制、4回裏には二死二塁から1番熊田が右越え適時二塁打で追加点を上げました。これで連日の20、前評判の高かった法政を完全に封じて連勝で勝ち点1を得ました。春季に比べると投手陣の落ち着きがあり、球威もあって試合の主導権を握ろうとする意志が強く表れていました。また捕手の印出が投打で投手陣をよくリードして、チームの新たな軸になりつつあります。3番中川卓、4番蛭間、5番野村に好機で当たりがないのは残念で、次節の活躍が待たれます。

前季優勝の明治は初日が出ました。東大がこの日も攻守に粘りを見せ、終盤まで緊張感のある試合になりました。

 

912日(月)
明治 13-6 東大

明治が3点本塁打で1回表に先制するも東大はすぐ追いつき、中盤まで膠着。その後、6回以降に明治が毎回得点して突き放しましたが、東大打線はしぶとく追いすがり、一時は2点差まで詰め寄りました。明治は東大先発の井澤を打ち崩せず、攻撃の主導権をなかなか奪えませんでしたが、投手交代を機にようやく本領を発揮した感じです。ただ主戦を含めて明治の投手陣の調子がいまいちなのが気になるところです。

 

 

このページの著作権は 古賀 毅 に帰属します

.